法人活動に高まる期待
〜平成16年度総会 栃木・那須で開く〜
須長会長体制を継続
 有限責任中間法人全国ダクト工業団体連合会(全ダ連)は平成16年度通常総会を7月9日、栃木県ダクト工業会の会場設営により、同県那須町の「ホテルエピナール那須」で開催した。
 全ダ連は任意団体当時28回の通常総会を開いており、通算では今回が29回目。当日は全国各地から会員代表161名が出席し、来賓、特別会員を迎えて総勢約200名に及ぶ盛会になった。
 第一部の総会は午後3時に開会し、提出されたすべての議案を原案どおり可決した。この結果、役員首脳陣に大きな異動はなく須長義明会長が再選され、向こう2年間、全ダ連の舵取りにあたるこになった。
 総会終了後、参加者全員による記念写真撮影があり、休憩を経て第2部の懇親会となった。途中、栃木県名物の落雷による停電という思わぬ余興も何回かあったが、午後8時半に閉会した。

 総会は加藤なおみ氏の司会で進行し、栗田司理事(栃木県ダクト工業会会長)による挨拶で開会した。栗田理事は遠来の参加者に謝辞を述べ「全ダ連の法人化後、初の総会なので地元の会員一丸となって準備にあたってきた。那須はリピーターが最も多いといわれる景勝地なので総会後は、ゆっくりとくつろいで栃木路を観光して欲しい」と歓迎の挨拶を行った。
次いでこの1年間に物故した関係者の慰霊に対し全員で黙祷を捧げた。
 会長挨拶で壇上に立った須長義明会長は、まず最近の業況について触れ「仕事量は若干増加の傾向にあるが、銅板類を中心にした原材料の値上げ攻勢で多くの業者が苦しんでいる。まるで第2の消費税が出現したようなものである。値上がり分を工事単価に反映させ、交渉に負けないようにして行きたい」と一致結束を呼びかけた、さらに平成15年度に取り組んできた活動の中から
 1.国土交通省による仕様書改訂にそった活動
 2.ダクト施行法の標準化に向けたテキスト作成
 3.指値等による原価割れ工事などの不公正取引への対応
 4.基幹技術能力者制度の検討・対応
 5.来年迎える創立30周年記念行事の準備
…などの概要を述べた。
 続いて臨席した来賓が場内に紹介された。来賓を代表して国土交通省建設振興課・田上恵生課長補佐の祝辞に続いて、栃木県知事(職業能力開発課・横山孝課長代読)は「失業率好転と伝えられるが、地域や業界によって差異がある。当県では4月に就職支援センターを発足させた。また、11月には恒例の技能フェスティバルを開催し、技能の重要さを高揚する予定である。ダクトとは生活の重要な部分に寄与しているので、一層の努力を続けて欲しい」と述べた。那須町・佐藤正洋町長は自らの町を観光営業担当と称して、年間500万人の観光客を収容している那須町をPRした。(社)日本空調衛生工事業協会・大久保和夫専務理事は「昨年、190人の配管基幹技能者が誕生している。配管とダクトは一体なので全ダ連のこれからの基幹技能者検討に期待する」旨の挨拶を述べた。

《第19号》 平成16年9月15日発行


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全国ダクト工業団体連合会